課題:学校の中ではどのように評価していくか? 一人一人の潜在能力を引き出すには?
いろいろな「観点」からそれぞれの生徒の潜在能力を引き出していくために、少なくとも次の6観点からいくつか複合的にあわせて課題を設定するとよい。複雑なトピックスを教える為に様々な切り口を使うことが望ましいのではないか。
(1)Narrative(説話的)→課題に関してそれがどう応用されている、また歴史的な背景があるか
(2)Quantitative/(3)Logical(数量/理論的)→学齢が上がるにつれて定量的に扱う訓練を
(4)Existential(存在に関する)→"自分(生徒)にどう関係あるのか" (環境系の授業などで
(5)"Hands-on"(経験的)→今回の課題
(6)Interpersonal/Collaborative(協動的)活動/お互いに評価しあう |
IBもしくはMI理論でも使われるある単元の数時間のカリキュラムの中で、上記(1)Narrative(説話的)~(6)Interpersonal/Collaborative(協動的)を一連のセットとして完成させることを強調されていた。今回は"Hands-on"(経験的)を行うことで、空間図形を実際に目の前で“認知”し、それに対して協同的に理解することを本時の目標とした。
理科の中でもとかく、公式などの記号による理解にたよりがちであるが、こういったことにもじっと我慢して、ストーリーの中で単元を理解させる手法であると感じた。
このような手法はやはり毎時の授業準備は不可能と思われるが、これまで行ってきている実験の取り組み方+「導入、歴史的背景、新たな課題等」を少なからず追加することでその効果をさらに探っていきたい。
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