平成18年度 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)
整理番号 講初−学541
日時
2006年7月27日、28日
テーマ 「研究」とはどの様に行えばよいのか
場所
玉川学園サイテックセンター(7/27)、早稲田大学西早稲田キャンパス(7/28)
講師
東中川 徹 教授(早稲田大学 教育・総合科学学術院)
参加生徒数
高校1 - 3年生 17名(男子9名、女子8名)、希望者
概要
(7/27)
 ある一人の研究者(講師)が自然科学に対してどのような科学的アプローチで研究を行ってきたのか、自然科学に向き合う姿勢や態度とはどのようなものかなどを、講師自身の実際の経験を例に出しながら講演を行った。また、2日目に行う実験の内容やその原理、実験の操作手順などを、スライドを上映しながら解説した。

(7/28)
 ある調べたい事柄に対して、研究者がどのようにして実験計画を作成し、その計画に従って実験を行い、そしてその結果から何がわかるのかを解析するという研究における一連の課程を、実際に生徒に体験させた。実験内容は、極めて微量なDNAをPCRで増幅し、その後アガロースゲル電気泳動にかけることで、増幅されたDNAの分子量の違いから、プラスミドに目的のDNA断片が導入されていたかどうかを調べるというものである。この実験の待機時間を利用して、TAの大学院生に学会報告のポスターを用いて自身の研究内容を解説してもらった。また細胞を2種類の色素で染色して双眼顕微鏡で観察したり、コンピューターを用いてDNA塩基配列の相同性による生物種の近縁関係の解析をするなど、様々な実験・解析方法を学んだ。研究施設や生物飼育施設の見学も行った。

写真・
資料等

2006.7.27
2006.7.28
2006.7.28

玉川学園高等部SPP・一覧にもどる



玉川学園ホームページ玉川学園サイエンスポータル

Copyright (C) Tamagawa Gakuen, 2008. All Rights Reserved.