平成19年度 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)
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整理番号 | 講A学3105 | ||||||
日時
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2007年9月25日、26日
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テーマ | 感染症は防げるか | ||||||
場所
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三菱化学生命科学研究所 実験室(9/25, 26)
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講師
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高山 大 主任研究員(三菱化学生命科学研究所 研究推進センター 企画管理室)
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参加生徒数
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高校1- 3年生 15名(男子8名、女子7名)、希望者
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概要
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(9/25)
【講演】「疾病治療の進歩に役立つ基礎研究」(三菱生命科学研究所の使命) 企業の立場からなる革新的ライフサイエンス研究の中核としての研究所の活動についてお話を伺う。 ・すべての生物に共通な生命現象を物理化学的立場より研究することを第一目標として、研究所が設立された。 ・研究題目を細分化することの弊害が問題点として上がり、これらの研究が、世の中に還元することにつながるかという疑問を自らの立場から再認識する。 ・2003年よりヘルスケア事業を柱に展開 (1)心の健康に関して…脳神経活動 (2)身体の健康について…循環器系・代謝系 (3)画期的ライフサイエンス技術…糖タンパク質、膜タンパク質の構造、機能解析等、ゲノム操作 9つの研究テーマで活動をおこなっており、研究成果そのものを社会に還元出来るよう日々努力している。 (9/26) 【施設見学】 疾病モデル動物の利用法、及び組織病理解析や電子顕微鏡、質量分析器などの機器を駆使した解析を行っている研究現場の見学を行った。 ・タンパク質の分析過程の講義を受けた。 ・海馬における神経細胞の情報伝達の様子をモニターにて確認できる手法を見学 ・光を用いたショウジョウバエの遺伝子解析装置 ・その他:クラゲの遺伝子を導入させたマウスの観察 【質疑応答】 生徒側からは 「どのようにしたらこの研究所で働ける特別研究員になれるのか」 「生命倫理的な研究活動は行っているのか」 「今回の実験に用いたELIZA法以上に有益な判定方法はあるのか」 「疾病予防的なワクチン開発などの具体的な研究は」 などの質問が多数あがり、1時間ほどの活発な議論が行われた。 |
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写真・
資料等 |
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