歴史 阿部 教諭 |
本コースでは、論理的に思考することの重要性を認識し、活用することを目的とした授業展開を常に意識しています。10 年生に設置されている「歴史概論」はまさにそれを意図して考案された講座です。歴史というと暗記科目と思われがちですが、知識の集積は単なる基礎にすぎません。重要なのは、知識をいかに道具として使いこなすかということにあるのです。そのためにこの講座では、「世界史」のダイナミックなうねりの中に「日本史」を位置づけつつ歴史の全体像をとらえることにより、歴史をまさに生きるための術として活用することを目指しています。 |
理科 吉澤 教諭 |
このコースの授業では、いつも「その場で考えを組立てる」ということに生徒の目を向けさせています。状況から何が必要とされているのかを理解し、磨き上げた確かな道具と部品で組立てていくこと。ここに、初めてみることにも対処できる強さが生まれます。これは、自分で動く力であり、新しいものを生み出す力でもあります。大学が求めている力・社会で活躍するための力にも通じます。「知っている」「できる」ではつまらない。仕組みや理由が分かる楽しさ、組立てができる楽しさ。ここに遠回りに見えるけれど、実は最短コースの入口があります。 |
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