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〒194-8610
東京都町田市玉川学園
6-1-1

Tel 042-739-7292 or 042-739-8426
Fax 042-739-8426

e-mail: ssh@tamagawa.ed.jp
(玉川学園サイテックセンター等の見学希望もしくはssh関連でご質問のある場合は上記連絡先まで)

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その他リンク
〇内閣府男女共同参画局
(女子中高生理工チャレンジ)


玉川学園 SSH Home の中の


平成24年度報告
第30会化学系クラブ研究発表会
平成25年3月26日
場所:芝浦工業大学豊洲キャンパス
参加:サイエンスクラブ

第30回 日本化学会関東支部主催「化学クラブ研究発表会」が行われました。
この発表会は、大人の研究者達が行う学会 日本化学会主催「春季年会」の
中高生版として開催され、SSH校だけに留まらず、数多くの学校が参加する学会です。
今年は、参加校が昨年よりも増え、レベルの高い発表ばかりでした。

発表タイトル「井戸水の水質調査」伊澤諒哉

午前中は、3会場に分かれて口頭発表が行われ、
午後から1時間半のポスター発表が行われました。
発表時間中、途切れることなく多くの人が発表を聞きに来てくださいました。

閉会式では、各賞の表彰がありました。
玉川学園 高等部は、「進歩賞」を受賞しました。


ジュニア農芸学会
平成25年3月25日(月)
場所:東北大学
参加:SSHリサー科学(環境班)、SSHリサーチⅡ履修者
    自由研究履修者 計6名
日本農芸化学会主催の高校生部門生徒研究発表会に参加しました。

24日 仙台市科学館 見学
25日 ジュニア農芸学会参加
26日 東北大学自然史博物館 見学



仙台市科学館 1

仙台市科学館 2

仙台市科学館 3

 ジュニア農芸学会ポスター発表1

ジュニア農芸学会ポスター発表2

ジュニア農芸学会ポスター発表3

【平成24年度 第8回関東近県SSH合同発表会】オープンイベント
日時:平成25年3月17日
場所:早稲田大学理工学術院

目的:平成16年度SSH指定校を中心とした関東内のSSH指定校が代表校に集まり、年間の研究成果を発表しあうことで、相互の交流をはかり研究の活性化を図る。
内容:会場校の状況を考慮して発表形態は毎年変化するが、ポスター発表および口頭発表を基本とする。また大学教授等による記念講話は行わないものとする。


日程:
8:30~9:15 受付
9:15~9:35 開会式
9:35~11:35 発表(午前の部) ○全体会口頭発表 × 7件
サイテックセンターへ 移動
昼食・休憩  
13:00~15:00 発表(午後の部) ○分科会口頭発表 ○ポスター発表
15:40~15:55 指導講評・閉会式

参加校
東京都立戸山高等学校、埼玉県立浦和第一女子高等学校、東海大学付属高輪台高等学校
早稲田大学本庄高等学院、埼玉県立川越高等学校、埼玉県立川越女子高等学校、千葉県立柏高等学校、芝浦工業大学柏高等学校、、市川学園、千葉市立千葉高校、横浜サイエンスフロンティア高校、
東京都立科学技術高等学校、東京都立多摩科学技術高等学校、学芸大学附属高校、埼玉県立熊谷高校、埼玉県立松山高校、埼玉県立熊谷女子高等学校、埼玉県立不動ヶ岡高校、早稲田大学高等学院、玉川学園高等部・中学部


(本校発表予定)
口頭発表 全体会 11th grade Kazuma Chiba
「In which location the spinaches grew up made the highest amount of iron content and how the different conditions -boiled, frozen and raw- affect the amount?」

ポスター発表
19件


 


【珊瑚プロジェクト】

平成24年12月25日~27日 
場所:沖縄県石垣島

中学年の自由研究(総合的学習)の中で課題に取り組んでいる珊瑚保全に関する生徒研究の研修を行いました。

1日目の活動
※石西礁湖(石垣~西表島周辺海域)のサンゴが生育する海底環境の調査
 調査エリアを限定し、スケールを設置し、コーラルチェック。(水中で見た魚やサンゴの名前を記録。生物の大きさ、形、色などもスレート記録)
※石西礁湖での水平透明度調査(プランクトンとサンゴの生育との関連の検証)

2日目の活動

石西礁湖エリア調査
※環境省移植地点見学 (着床具を用いた養殖技術の研修)
※環境省のアクティブレンジャーの方によるレクチャー
 (石垣島のサンゴと、サンゴを取り巻く環境について)
※石垣島の環境調査員の方による、モニタリング調査の技術研修


3日目の活動
※WWFしらほサンゴ村でのサンゴ保全活動に関する研修
※赤土流出を防ぐための、月桃を用いたグリーンベルト運動への協力
※八重山魚協観賞魚部会サンゴ養殖研究班による学習会。
 (ベルリンシステムを活用したサンゴ養殖技術の研修)

玉川学園では、ベルリンシステムと、デニボックシステム(日海センターオリジナルの脱窒のシステム)の両方を立ち上げ、石垣島のミドリイシとソルトコーラルの飼育に成功しています。今後はそれぞれのシステムをサンゴ養殖の観点から比較検証を行う予定です。
さらに、学内のSEA(環境技術センター)と連携し、サンゴ飼育に適した水質の調査を進めるとともに、LEDの研究も視野に入れています。


【名城大学附属高等学校コアSSH・海外研修】 
平成24年12月24日~29日 
主催:名城大学附属高等学校
場所:アラブ首長国連邦(アブダビ、ドバイ)
参加校:静岡県立清水東高等学校、岐阜県立岐阜農林高等学校、名古屋大学教育学部附属中・高等学校、   
     玉川学園高等部・中学部、静岡北高等学校、静岡県立磐田南高等学校、名城大学附属高等学校
参加者  各校生徒2名および引率教員1名

概要:本海外研修は名城大学附属高等学校主催の平成24年度文部科学省指定スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業における
コアSSH(地域の中核的拠点形成)として実施されたものである。研究テーマの「産学協同による海外研修を通じたグローバル人材の育成?中部から世界へ 挑戦する心を育む?」の一部として設定されている。
現地にて,国際的な研究者や学生,日本企業の活躍の様子を目の当たりにし,未来の自分を想像することで生徒は刺激を受け,自己研鑽を活性化させる。

UAE研修の大きな内容として、
(1)現地日本法人の活動、(2)マスダールシティ(大学)での英語による研究発表、(3)現地の方とのコミュニケーションが挙げられます。
(1)では企業における現地の民族的・文化的背景を踏まえた経済活動のメリット・デメリットの詳細を学ぶことができました。砂漠内での環境施設の見学もできました。該当の企業がそれだけの活動をしていることを、研修前に学習し、もう少し技術的な質問を生徒ができるようになれば良かったと思います。
(2)では事前授業よりハードな英語プレゼンテーションの用意を課していました、発表時に聴衆者よりもう少し質問がでれば生徒達の励みになったのではないかと思います。
(3)日々の生活においてはイスラム教が国内では流布しますが、ドバイにおいては現地人が1割しかいないため、国内の共通語としての英語の存在感が大きい。どの施設、店舗においても英語での会話が基本となり、自分の考えていることを伝えるのに、どの場面でも生徒達は悪戦苦闘していました。しかし、座学での英語に日々接している生徒にとっては、生活上の必要に駆られての英語の使用がどれほどのレベルか、身をもって体験できたと思われます。
科学研究に限らず物怖じせず自分の考えていることを伝えることは、日本語であっても英語であってもハードルは高い。日々一人で向きあう訓練を行い、そして日々友人とコミュニケートすることで、自己をレベルアップさせていくしかないだろう。そのような気づきを教員、生徒共に再認識できた研修でした。






平成24年12月23日
場所:東京工業大学大岡山キャンパス
主催:東京工業大学付属高等学校
参加校:東海大学付属高輪台高等学校、 早稲田大学高等学院
  文京学院大学女子高等学校、東京都立科学技術高等学校
  東京都立小石川中等教育学校、 東京都立日比谷高等学校
  東京都立多摩科学技術高等学校、東京都立戸山高等学校
  筑波大学附属駒場高等学校、東京学芸大学附属高等学校
  東京工業大学附属科学技術高等学校、玉川学園高等部

時程
09:30~ 受付開始(東工大蔵前会館)
10:00~ 開会式(東工大蔵前会館)
10:30~12:10 口頭発表(東工大蔵前会館)
    15分×6校、 第1会場 6テーマ、 第2会場 6テーマ
13:10~14:50 ポスター発表(百年記念館)
15:00~15:30 閉会式(東工大蔵前会館)
講評:閉会挨拶

玉川学園発表
口頭発表 1件  高校3年 坂本瑞歩
    「環境ストレスと各LED照射がレタスの発芽に及ぼす影響」
 

(ポスター作成:東京工業大学附属高等学校作成)

ポスター発表
高校3年坂本瑞歩
 「環境ストレスと各LED照射がレタスの発芽に及ぼす影響」
高校3年今倉翌「LEDで栽培した植物の成分比較」、
高校3年 有輪政尊、有輪政憲「蟻の群知能」
高校3年大澤真由「ニューロシミュレーターを用いた脳科学研究」
高校2年上原美夏「ラクトフェリンの抗酸化作用」
高校1年大井菜緒、今和花子、高校2年 岩崎みどり
      「脳の電気活動の測定」
中学3年須藤香月、佐々木治人「空気抵抗の影響」
中学3年榊原祐磨「大根の辛味成分定量法の開発」
中学3年戸塚圭亮「結晶に着色することは可能か」
中学2年堀祐里香「牛乳はなぜ酸で分解するのか」 
東京都内指定校の増加に伴い、東工大の2つのホールを利用した口頭発表も、記念館を利用したポスター発表も、大観衆の中での発表でした。高校3年生を多く含めた幅広い学年構成で発表できたことが、今後の課題研究の発展にとって最大の成果でした。



高校生オススメ全国科学館・博物館ガイド成果発表会-岡山県立玉島高等学校主催コアSSH
 
平成24年12月17日(月) 
会  場:日本科学未来館 7階 会議室1
講  師:京都大学物質-細胞統合システム拠点  特定研究員 水町 衣里 先生
参加 者:SSH各連携校より,引率教員1名,生徒2名
日 程:10:30~ 受付     11:00~ 開会行事
     11:10~1分間PRタイム  11:30~ 昼食休憩・発表準備
     12:30~科学コミュニケーション研修(Ⅲ)、 ポスター発表形式による各校の成果発表(前半)
      (発表6分+質疑応答・移動4分)×数セット、 交流タイム8分
     14:12~ ポスター発表形式による各校の成果発表(後半)
      (発表6分+質疑応答・移動4分)×数セット
       交流タイム8分
     15:30~ 研修のまとめ
     15:50~16:00  閉会行事

各校による地元の博物館、科学館に関する調査、研究およびまとめ冊子の発表会を行いました。
玉川学園の担当は神奈川県小田原市所在の「神奈川県立生命の星・地球博物館」です。
           →博物館のHPはこちら


幹事校の玉島高等学校の方も暗中模索の中で始めた企画とのことでしたが、最終的には様々な部分であたらな知見を得ることができました。
一つめの知見は5年間のSSHの中で日本科学未来館をはじめとして科学館を訪問する機会は増え、未来館が提供しているプレゼンテーションプログラムをしばしば実践しています。1回目の研修における科学コミュニケーターの解説による実践的な手法、はガイドブックの有効なあり方も含めて大変示唆に富む研修でした。
二つめの知見は12月の成果発表会において、それぞれの学校における地元色を生かした科学館のあり方が詳細に報告されていたことです。これまで高校によるこのような発表の機会はなかったと思います。
そしてガイドブック作成を通して、本校担当の運営指導委員(神奈川生命の星地球博物館)とも、十分な意見を交わす機会に恵まれました。またipodを用いたインターラクティブな動画も生徒自身により作成することができました。
本校生徒作成の博物館(神奈川生命の星・地球博物館)紹介ビデオです。




【10年特別講話「人の脳の発生・発達とその周辺」】
平成24年11月12日(月)
場所:玉川大学工学部8号館
参加:10年生
講師:玉川大学脳科学研究所 佐治量哉 准教授

(内容)
(1)生まれたばかりの赤ちゃんに脳はあるのか、いつどのように脳はつくられるのか、赤ちゃんのスライドを用いて説明。

(2)ビデオ映像を用いて、卵子の放出から受精までの映像、 生命の成り立ち、生命倫理について説明。

(3)神経細胞の増殖について。神経細胞と嗅覚、視覚について説明


【10年特別講話「人の脳の発生・発達とその周辺」】
平成24年11月12日(月)
場所:玉川大学工学部8号館
参加:10年生
講師:玉川大学脳科学研究所 佐治量哉 准教授

(内容)
植物は自分のからだを作り成長するためのエネルギーを光から受け取っている。LEDを使って植物の光環境を制御することによって、効率的な作物生産システムの開発が可能である。光による影響は、生産サイクルを早めるだけでなく、葉・根・茎の形成にも影響を与え、栄養分などにも影響を与えることも研究されている。本学園に建設中の食堂にも、LEDを使用した植物工場が併設され、栽培された野菜が食堂のサラダバーで提供される予定であり、植物工場の実用化が進んでいます。
渡邊先生ご自身の経歴も紹介され、「人間万事塞翁が馬」という言葉を使い、逆境に負けないこと・うまくいっていても驕らないことが大切だとまとめられた。また、目標や夢を具体的に描き、その実現に向かって頑張って欲しい、そのためには、継続と粘りが大事である、と大学進学を控えた生徒たちへ、エールも送りました。
 (生徒達に読んでほしいとして紹介された本)
 ・「山中伸弥先生に人生とiPS細胞について聞いてみた」
   山中伸弥、講談社
 ・「怒りのブレイクスルー」中村修二、集英社(集英社文庫版あり)


【第9回高校化学グランドコンテスト】
平成24年11月4日(日))
場所:大阪市立大学
参加:10年生

全国の化学研究を行っている高校生が集まり日頃の研究成果を発表しました。
今回はサイエンスクラブの化学研究を行っている生徒が参加しました。

玉川学園生徒発表題目ポスター 入浴剤徹底研究

(予定)
9:30~12:20
12:20~15:30 口頭発表
16:00~16:45結果発表・表彰式、総評(審査委員長、主催者)

 大会正式HPはこちら→

【10年特別講話「明日を目指す皆さんへ」】
平成24年10月29日(月)
場所:玉川大学工学部8号館
参加:10年生
講師:玉川大学農学部部長東岸和明教授

「講話は一発勝負である」
自分たちが明日、そして将来のことを改めて意識するのはいつの頃だったでしょう。勉強とはどんな定義になるだろう。誰のため?何を目指して行うか?と先生は問いかけます。
個々人が自分と向き合い、振り返ることでしかその答えは見いだせないと東岸先生は言います。そしてあなた方ご自身の「ベクトル(大きさと方向性を持つ数学的概念)」と「心柱」(=核)となるアイデンティティを持つべきであると言います。
東岸先生の個人史では、「知りたい」というキーワードにより様々な進路がありえたものが、偶然の要素で現在の自分史につながっていると答えます。「考古学」の興味から「自然科学」へ進路決定は自分が“知りたい”という気持ちに必然的に従ったと言えます。
次に、先生は「キャリア」の概念について“自分の心柱”の側面から物事を考えなさいと説きます。最後に勉強していくこと、学習していくこと、研究していくこと…、これらはすべて個人の中心になるものの基礎を作っていくことこそが、回り道であっても横道である、と力説します。



【集まれ!理系女子 第4回女子生徒による科学研究発表交流会】 

平成24年10月27日(土) 
主催:ノートルダム清心学園清心女子高等学校(交流会HPはこちら
場所:福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)

 内容 10:00~10:10 開会行事(清心女子高等学校長・福山大学学長 挨拶)
    10:10~11:00 女性研究者による口頭発表
    11:00~12:00 ポスター発表
    13:00~14:30 ポスター発表
    14:40~15:20 講演「誰も知らないことを発見する喜び―研究する人生」
                     首都大学東京大学院理工学研究科准教授 福田 公子氏
    15:20~16:10 講演「ミレニアム開発目標と女性の未来」
                     大阪府立大学地域保健学域(教育福祉学類)教授 東 優子氏
    16:10~16:30 閉会行事(奨励賞の授与)


参加者  玉川学園高等部・中学部から6名の女子生徒が参加。4件のポスター発表を行いました。

〈ポスター発表〉

研究タイトル 氏名
ザリガニの電気生理実験
(刺激と応答) 岩﨑 みどり (11年)
今 和花子 (10年)
大井 菜緒 (10年)
SSHリサーチ脳科学  ラクトフェリンの抗酸化作用 上原美夏 (11年) SSHリサーチ化学・自由研究 化学 ロボットの移動距離を正確に
求める方法
矢澤めぐみ (10年)
サイエンスクラブ 空気抵抗の影響 須藤香月 (9年) サイエンスクラブ

女子生徒同士の交流を深め、互いに刺激しあいながら研究への意欲を高めることが目的とされており、ポスター発表では、活発な意見交換が行われました。
他校や大学の先生からアドバイスがもらえ、今後の研究のヒントとなったり、他校生の発表が良い刺激となったりして、充実した時間を過ごせたようです。

女性研究者との交流も、この発表交流会の目的の一つとされており、ポスター会場には、大学院生の姿もありました。
午後は、大学教授による講演があり、女性としての行き方や世界の少女達の様子が紹介されました。
理系に進むかどうかに限らず、課題研究を行うことによって
 「教えられたことを覚える人」ではなく
 「謎を見つけて自分で解決できる人」つまり「研究する人生を歩む人」になってほしい。







【東京都学生科学賞】
平成24年10月20日(土)
場所:中央区銀座 銀座フェニックスプラザ

今年度も、サイエンスクラブの生徒を中心として、日本学生科学賞にレポートを応募しました。

日本学生科学賞は、中学・高校生の科学系コンクールの中で、最も伝統と権威のあるコンクールです。

今年度は都大会 中学生の部で以下の3点が入賞を果たしました。

<中学生の部>

 優秀賞  9年筑波組 
    須藤 香月・春日組 佐々木 治人「空気抵抗の影響」

 奨励賞  9年春日組 榊原 祐磨
       「大根の辛味成分定量法の開発」

 奨励賞  8年コンロン組 堀 祐里香
       「牛乳はなぜ酸で分離するのか?」

 詳細な報告はこちら→

【英語で行う実験授業】
平成24年10月19日(金)
場所:サイテックセンター2F化学実験室
参加:SSHリサーチⅠ(化学班)、リサーチⅡ履修者

(株)リバネスと連携して、英語による化学(「光合成型太陽実験」)の実験授業を行いました。

事前授業で、実験時に必要な英単語を調べ、本番では英語のみの使用で実験解説および実験、お互いのセッションを行いました。

実験テーマは、植物の持つ光合成のしくみを利用して、色素を使ってヒカリエネルギーから電気エネルギーと作り出しました。
(光合成型太陽電池)

今回、実験講師のリバネスの徳江さん

身の回りにある飲み物の中からをいくつか色素を選びます。

光源をあてて発電を行います。
今回は短時間での実験授業を設定したので、要点を絞った課題研究型の授業となりました。
1.色素を含むいくつかのサンプルと吸収波長との関係の説明。
2.最大電圧を発生する色素の選択とその理由に関するセッション
3.いくつかのサンプルを組み合わせて電圧を測定、および予測との違いを検討する。
4.結果の共有と振り返り。

2時間半、英語だけで授業を受け、それぞれの班での結果の共有することができました。自分の考えていることを、自由に伝達できるレベルまではまだまだ時間がかかりますが、セッションを通して自分の見えなかった考え方に気付くことができました。

最後にお互いの実験結果を共有し、比較検討を行いました。


【SSH9年記念講話:鮫島和行先生】
平成24年10月15日(月)
場所:玉川大学工学部8号館
講師:玉川大学脳科学研究所 鮫島和行先生
参加:9年生

「脳のつくりとその働きについて」
導入では、脳の機能や重さなど基本的話題や、ゲーム脳や脳トレなど生徒にとって身近な話題に関して、まるでクイズのように語りかけ、生徒達の興味を引いていました。
そこから、ブレインコンピュータインタフェースなどの最新の技術や、物理現象としての脳、あるいは私たち自身の理解といった哲学的話題にまで展開してしていただきました。
 アンケート結果では、テーマや内容の面白さには高い評価が得られました。



【名城大学付属高等学校コアSSH研修1】
平成24年10月13日(土)
場所:名城大学付属高等学校
参加:静岡県立清水東高等学校、岐阜県立岐阜農林高等学校、
    名古屋大学教育学部附属中・高等学校、   
    玉川学園高等部・中学部、静岡北高等学校、
    静岡県立磐田南高等学校、名城大学附属高等学校

7月の東海フェスタにおいて発表成果が認められた為、今回名城大学付属高等学校のコアSSH(地域の中核的拠点形成)に参加することとなりました。本校は東海地区に所属していませんが、このコアSSHの研究テーマの一つ「 国際バカロレアの研究調査と実践による指導者の養成」について連携することで、協力参加することとなりました。
 名城大学附属高等学校コアSSHの事業内容は海外研修やその事前研修、そして科学授業に対する評価手法としての国際バカロレアに関する研究調査です。
事前研修1回目の今回は、
 ○教員研修…IBについてとその導入例について
 ○生徒研修…環境問題について、討論およびマインドパップの
          作成 
を行いました。本校からはこの3月に惜しくもロボカップ世界大会の出場を逃したサイエンスクラブの2名が選出され、研修に参加しました。

【玉川大学工学部岡田研究室訪問】
平成24年10月
場所:玉川大学工学部ロボット工房
参加:高等部 自由研究 物理班、ロボット部、SSH科学

ロボット部は工学部ロボット工房を訪れ、人間そっくりとしてテレビに
たびたび登場している「ジェミノイド」に触れてきました。

今回玉川大学に「出張」してきている「女性」は、「私は26歳、独身です。」と自己紹介してくれました。実はこの彼女は表情を変える、首を振る、おじぎをする,という動きをすることができます。
操作は誰にでもできます。テレビカメラの前で、自分が表情を変え、首を動かし、おじぎをすれば、その通りに動いてくれます。
そのためには、デジカメなどで使われている顔認識の技術が用いられていました。
また、コンピュータに言葉を入力すれば、きれいな日本語で口を動かしながらしゃべってくれます。
動く仕掛けは、圧縮空気を送り込み、可動させたい部分で空気チューブのバルブを開くよう小さなモーターが動く、というものでした。圧縮空気を作り出す「コンプレッサー」が必要で、全く音を立てないロボット本体のかたわらで、コンプレッサーはけっこうなうなりを立てて稼働していました。
ここまで人間そっくりになってくると、なぜか不気味さ満点というのが正直な感想です。
わたしも最初は、彼女の指をつまんでみるのもしばらくためらってしまったほどです。
かわいい、もしくは不自然さを感じないロボットにするには、むしろぬいぐるみや、おもちゃ程度の作りの方がよいようです。
そこで、現在の研究テーマは、「不気味」と感じているときの人間の脳の状態を調べることに移っているとの説明もありました。脳のどの部分が「不気味」を感じているか、どんな時に不気味を感じるのか。
高学年生徒、ミドル自由研究「物理」グループも同じ週に見学に行きました。めったに見ることのできないロボットを見せていただいたばかりでなく、操作させていただくことができ、貴重な経験となりました。

中学生でも、この「ジェミノイド」を操作して、声を発するように操作することが簡単にできます。

ロボット工房には、これまでロボカップ世界大会で活躍したロボットが展示してあります。二足歩行ロボットの研究を行っている高学年生徒も興味津々です。

【都立科学技術高校招待発表会】
平成24年9月22日(土)
場所:都立科学技術高校
参加:都立科学技術高等学校、早稲田大学高等学院、
   東海大学付属高輪台高等学校、都立多摩科学技術高等学校
   玉川学園

毎年参加させていただいている招待発表会です。科学技術高等学校の四葉祭(文化祭)内でのイベントです。会場は様々なイベントが開催され、華やかな雰囲気の中、課題研究の発表を行いました。玉川学園は脳科学リサーチ班とリサーチ化学班の二つが発表を行いました。

【ペガサス祭・プラネタリウム投影】
平成24年9月14日(金)、15日(土)9:00~16:00
場所:玉川学園
参加:高等部 自由研究プラネタリムの研究メンバー

生徒個々人の日々の活動を発表する場であるペガサス祭において、自由研究「プラネタリウムの研究」メンバーが発表しました。



本校の理科専門校舎であるサイテックセンターの特色の一つとして、プラネタリウム施設があります。これは教育機関で初の導入であり最新鋭の3Dデジタルプラネタリム「スーパーメディアグローブ」です。天文以外にも様々な映像を映し出すことが可能なこの施設では、通常授業のほかに自由研究で番組制作なども行われています。
なお、ここではプラネタリウムのプロの解説指導員(教員)の元で、実際にプログラムを組んで自らプラネタリウムを操作し、解説することができます。


【実験講座-エネルギーについて考えよう】
平成24年9月6日、7日
場所:サイテックセンター
参加:中学2年生 約250名

北海道大学大学院情報科学研究科松田健一先生を迎え、中学2年生向けの実験講座実施しました。


特別講話は前日に行いました「夢フォーラム」のまとめとして、働くということに関連しながら、科学者という職業についてや、夢についてを松田氏が玉川(幼、小、中、高)で学んだことも含めて語っていただきました。
特別授業は「エネルギーについて考えよう」というテーマで、
銅線、アルミ箔、水の組み合わせで電池をつくり、実際にLEDを光らせるという内容でした。
身近なものから電気を取り出せるということや、消費電力ということを学びました。


【リフレッシュ理科教室】
平成24年8月17日(金)~
場所:高学年サイテックセンター
参加:高校2年生 1名





【ロボット作り・WRO中学生予選大会】
平成24年8月9日~12日
本校にて行われました。


【SSH全国生徒研究発表会】
平成24年8月8日、9日
パシフィコ横浜にて開催されました。今年は脳科学チームがポスター発表を行いました。


【WRO Japan サッカー競技決勝大会】
平成24年8月4日
本校でWRO Japan サッカー競技決勝大会が行われました。

【脳とロボット】
平成24年8月4日
玉川大学工学部と合同で脳科学とロボットに関するイベントを実施しました。

【サイエンスサマーキャンプ】
平成24年7月30日(月)9:00~16:00
場所:玉川大学農学部6号館
参加:高校生11名
主連携大学の玉川大学農学部と連携し、理科に対する興味・関心を増大させることを目的として毎年開講されています。理系志望の生徒に対しては、大学の施設を利用した高度な技能や知識を身に付けること、研究者や大学生との触れ合いを通して自身の進路選択の参考になることなどが期待されます。また、身近な題材を扱うことにより、文系志望の生徒であっても自身の教養を深められるようにテーマが工夫されています。

今年度テーマ
「光合成と微生物」

1. 除草剤の強さの測定
  担当:農学部生命化学科 河野均先生
ホウレンソウの葉から葉緑体を取り出し、既存の除草剤の強さ(阻害活性)を酸素発生量の変化から調べる。
① ホウレンソウ葉から葉緑体を抽出 
② 分光光度計を用いてクロロフィル含量を測定
③ 酸素電極を用いて酸素発生量を測定
④ 既存除草剤の光合成阻害活性を求める
2. 自然界の微生物を光らせる
 担当:農学部生命化学科 吉村義隆先生
多様な環境試料中の微生物を蛍光顕微鏡で観察・計測し、自然界に存在する微生物数を比較する。
① 学内からサンプリング(畑土壌、奈良池の水など)
② 試料を蛍光色素で染色し、蛍光顕微鏡を用いて観察する
③ 微生物数を計測し、試料ごとの微生物数を比較する


【IB(インターナショナルバカロレア)の理科実験課題手法を用いた研修Ⅱ】
平成24年7月30日(月)9:00~16:00
場所:玉川学園高等部サイテックセンター
参加:他校教職員 5名

本校では平成20年度にSSH(スーパーサイエンス)研究開発指定校となり、研究開発課題の一つ「国際バカロレア機構(International Baccalaureate Organization)の探求・批判的創造的思考・国際性・独創性を取り入れる等した学習の研究開発」を行っています。昨年度は物理分野のカリキュラムを中心に実験課題に関する研修会を行いました。
今回は「化学」分野を中心に実験デザイン、データ処理等を中心に解説および実施研修を行いました。専門が化学以外の先生方にも、興味を持てるような内容と設定しました。またこれらの研修成果に関して地域学校への還元をSSH活動の一つとしてとらえ、この夏の先生方への研修会項目の一つとして提案致しました


研修内容  
 午前 ① IBとは何か、カリキュラムの独自性について
              日本の学習指導要領との差異について
    ② 理科実験デザインの手法について
    ③ 本校の実践報告
    ④ 研修参加者の実験課題作成ワークショップ>     
 午後 ⑤ ④に伴う実験
    ⑥ 質疑応答


昨年の物理版の研修会からから大幅に申し込みが増加し、IB教育に教員の方々が高い関心をもって下さっていることがわかりました。
参加された先生方と、それぞれの学校の現状の様子やIB教育をどのように入れ込むことができるか等、活発な議論が展開されました。
また、当日はプラネタリウムを舞台とした影絵のイベントも参加していただくことができ、ユニークな研修会を提供することができました。


【つくばサイエンスツアー】
日時 平成24年7月26日(金)「先端科学の探訪-つくば-2012 」
対象:希望者 9年生~12年生 20名

1.目的
最先端の研究現場の一つであるつくば学園都市の研究施設を見学および実習を行うことで、日本の科学技術を体験し、科学的な素養を身につけることを目的とします。

2.内容
10:00~11:30 JAXA(宇宙航空研究開発機構)
13:00~14:30 地質標本館
14:40~15:30 産業技術総合研究所(サイエンススクエア

※研修コース設定に関しては「つくばサイエンスツアーオフィス」の支援を受けました。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)
産業技術総合研究所(サイエンススクエア)


【ロボット作り・WRO小学生予選大会
平成24年7月21日(日)、22日(月)、28日(土)、29日(日)
本校にて、World Robot Olympiad に向けた研修会と予選大会が行われました。

小学生部門 

対象 5~6年生
日時 2012年7月21日(土)、22日(日)、28日(土)、
                          29日(日)
    10:00~15:00

会場 玉川学園サイテックセンター
備考 最終日に競技会を行い、上位入場チームは全国大会に
    進出する。
中学生部門

対象 中学1年~3年
日時 2012年8月9日(木)~12日(日)
    10:00~15:00

会場 玉川学園サイテックセンター
備考 最終日に競技会を行い、上位入場チームは全国大会に 
    進出する。

【東海フェスタ2012】
平成24年7月4日(土)
場所:名城大学天白キャンパス共通講義棟北
参加:中学3年生 1名、高校生 1名

名城大学附属高等学校主催の東海フェスタに参加し、口頭発表において優秀賞を受賞しました。


第7回を迎えた今大会は東海地区の高校を中心に17校が名城大学に集い、日頃の研究成果を発表しました。午前の口頭発表分科会、午後のポスターセッションを行い最後の口頭発表全体会へプログラムが設定されていました。
なおポスター会場では特別ポスター発表として、本校のIBに関するSSHの研究活動の様子を掲示しました。

 午前中の分科会では二つの内容をしっかりと会場の生徒に伝えることができ、質疑応答にも的確に答えていました。その後、観衆の投票により、全体会での代表校として選出されました。
大学の大きなホールでも、物怖じせずしっかり口頭発表することができました。
本校生徒二人は、発表時の評価も高く、その研究内容に大きな期待をいただくことができました。これにより、名城大学附属高等学校主催のコアSSH(地域の中核的拠点形成)参加を許可されました。
名城大学附属高等学校におけるコアSSHは、「優秀な研究発表者と指導者をさらに海外研修に導き,グローバル人材を育成すること」を趣旨の一つとしており、国際的な活動や協同して物事を進められる人材育成を目指しています。
今回のコアSSHの中核である研修では、コアに選出された学校生徒と、共通の事前研修、および本研修、事後研修を通して上記の生徒育成を目指します。
今年の年末までは、10月から始まる事前研修3回と、本研修(海外研修:ドバイ)について、本校生徒と教員1名が協同して研究していくこととなりました。


【排水処理施設の見学SEA】
平成24年7月4日(水)
場所:玉川学園 構内
参加:サイエンスクラブ生徒

サイエンスクラブ員の生徒が、排水処理施設の見学を行いました。

玉川学園内の水は、すべて井戸水が使用されている。また、廃液の処理等も学内で行われている。普段、自分達が使っている水の流れを知り、どのような処理が行われているのかを実際に見ることによって、実験で使用する廃液の処理等に対する環境への意識を高めることを目的としました。

普段、実験を頻繁に行っているサイエンスクラブの生徒にとって、廃液の処理に関する話は、大変興味深く、実験廃液の処理方法についての意識を高めることができました。
また、高大な学園の敷地内のすべての水に井戸水が使用されており、高等部校舎の近くにも井戸があることを知らずに過ごしていた生徒もおり、驚くと同時に大変興味を持っていました。この見学をきっかけに、学内の水について研究を始めた生徒もおり、SEAと連携して現在も研究を継続中である。学内の施設であり、手軽に見学可能であり、生徒の環境への意識を高めるのに適した見学でした。サイエンスクラブの生徒だけでなく、日時の調整をうまくして、理系へ進学する生徒も見学できるようにしていきたいです。


【Advanced Biotechnology Institute2012 研修】
平成24年6月24日(金)~
場所:アメリカボストン
参加:高校2年生 1名

アメリカボストンで行われた先端生物実験研修に参加しました。
科学の先進国である米国で英語を用いて現地の高校生と共に科学の実験研修行うことや研究機関を訪問することで、科学技術への興味・関心を図ることを目的としています。全て英語での研修ですが、全米から集まった生徒で生物を中心にした研修を行います。生物系の研修及び、著名大学やNIHなどトップ研究機関の見学・講義などが受けることができます。

Curriculum Details

Bacterial Genetic Transformation
Protein Purification: Column Chromatography
DNA Restriction Analysis (DNA Fingerprinting)
Amplification and Analysis of Human DNA by PCR
Protein Electrophoresis (SDS-PAGE)
Bioinformatics
Immunology
DNA Microarrays and Gene Expression
RNAi and Gene Silencing

Research Site Visits

Whitehead Institute ? Cambridge, MA
University of Massachusetts Medical School ? Worcester, MA
Genzyme Biosurgery ? Cambridge, MA
Genzyme Genetics ? Westborough, MA
Millennium Pharmaceuticals, Inc. ? Cambridge, MA
Pfizer ? Cambridge, MA
Vertex Pharmaceuticals ? Cambridge, MA
Biogen Idec ? Cambridge, MA
EnVivo Pharmaceuticals ? Watertown, MA
Alnylam Pharmaceuticals ? Cambridge, MA
National Institutes of Health, Bethesda, Maryland


 

【第1回脳科学研究所学内講演会「安心と信頼」】教員研修】
平成24年6月21日(月)16:30~18:00
場所:玉川学園ミドル講堂
参加:本校教職員 150名

玉川大学脳科学研究所の山岸俊夫教授を迎え、日本社会における「安心と信頼」についてお話を伺いました。

【ISSCR2012パブリックシンポジウム「iPS細胞と私たちの未来」】
平成24年6月17日(日)
場所:日本科学未来館
参加:高等部 2名

京都大学iPS細胞研究所山中伸弥先生とクローン羊ドリー(Dolly)の生みの親でもあるイアン・ウィルマット氏の講演会を聴講しました。

【再生医学研究の最前線】
平成24年6月17日(日)
場所:パシフィコ横浜 会議センター
参加:高校2年生 1名

京都大学iPS細胞研究所山中伸弥先生をはじめとした、第一線の研究者の講演会を聴講しました。

 


【高校生オススメ全国科学館・博物館ガイド】
平成24年6月15日(金)
場所:日本科学未来館
参加:高校2年生 1名

全国の高校生が連携してつくる『高校生オススメ全国科学館・博物館ガイド』の事前研修を行いました。(幹事校:岡山県立玉島高等学校)
(1) 静岡科学館 高橋みどり先生による「科学コミュニケーターの基礎スキル講座」
(2) Ipod を用いたプレゼンテーション実習

 前半の高橋先生のお話では、科学コミュニケーターが現代の社会でなぜ必要とされるのか、そしてその役目は何か、綿密に第三者の立場から物事を論理的に”解釈””議論”できる人材が必要であることを強調されていました。この講座では情報収集と取捨選択、サイエンスライティングなどのスキルを上達させることを学びますl。またこれらを通して、全国の中高生に科学館・博物館に足を運んでもらう方策を参加SSH校15校で検討していきます。本校の担当科学館は「神奈川生命の星地球博物館」です。

 研修後半では iPod touch を用いて、動画を撮りながらプレゼンテーションの実習を行い、お互いに評価をしました。

 参加校による成果報告会は12月17日(月)を予定しています。ご期待下さい。


【東京スカイツリータウン(R)キャンパス】
平成24年6月14日(木)
場所:東京スカイツリー
参加:中学生 45名

5年生から8年生 の自由研究物理部の生徒達が『東京スカイツリータウン(R)キャンパス』で先端科学技術を体感しました。
この施設は玉川学園とも縁の深い千葉工業大学のサブキャンパスです。主にロボットに関する展示、アトラクションが配置され、ハンズオンの体験が思う存分にできる施設です。

当日は、ロボットの研究で著名な千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長 古田貴之先生にも解説をいただき、本校のみの会場見学を実施することができました。

この体験を元に本校のレゴロボットおよびロボカップ等で研究を重ねている生徒が、あらたなステージへと進むきっかけとなりました。

詳細な報告はこちら(Tamagawa CIC)


【東京大学駒場リサーチキャンパス公開2012】
平成24年6月2日(土)
場所:東京大学生産技術研究所
参加:中学3年生 1名

東京大学生産技術研究所および先端科学技術研究センターのキャンパス公開にあわせて、最先端の研究施設や実際の研究現場を見学・体験してきました。
公開当日は、見学コース実施だけでなく、小学生~高校生対象理科教室および研究者の講演会など沢山行事が実施されていました。



【伊豆大島研修】
平成24年6月1日(金)~3日(日)
場所:伊豆大島
参加:高校生 高2 12名

伊豆大島の地質的特徴について
生物の進化について
対象:Proactive Lerning コース、

一昨年に引き続き、伊豆大島を舞台に科学研修を行いました。
今回の研修は、前半に伊豆火山帯としての三原山のフィールドワークを中心に、現地ガイドの方の講義もふまえて研修を実施しました。
フィールドワーク研修に関して、プロアクティブラーニングクラスでは生物概論の授業の中で生物の進化を学習しています。生物の進化と地球の環境変化は切っても切り離せない関係であり、授業の中で進化を学習するだけではなく、実際に岩石や地層を観察・体感し、地球の成り立ち・植生の変化に興味を持つことができます。



【東京大学地震研究所訪問】
平成24年6月1日(金)
場所:東京大学地震研究所訪問
参加:高校生 高2 12名

昨年まで高学年教員であった吉田朱里先生のご紹介により、地震研究所の広報アウトリーチ室桑原先生に
お話を伺いました。
地震研究所は前世紀の偉大な科学者、寺田寅彦の貢献により80年ほど前に、地震の起因する災害の予防および軽減方策の探求の目的で設立されました。
新館の地下にはその免震構造を見学できるルートがあります。
また、研究現場と社会とをつなぐためのアウトリーチ活動を古くより行っており、自作の地震伝播模型や津波発生模型等を用いた出前授業なども行っています。
もちろんほぼ全て稼働中でした。振り子の原理を用いた地震計の記録方法から現代の最先端のデバイスを利用した測定器には研究者の英知が詰まっていると、 桑原先生は力説されます。



地下のアンティーク地震計の展示では、100年前に使用していた炭を使う地震計から最新の光を用いた地震計まで様々な展示が施されていました。

振り子の原理を用いた地震計の記録方法から現代の最先端のデバイスを利用した測定器には研究者の英知が詰まっていると、 桑原先生は力説されます。


昨年の東北地方太平洋沖地震の発生時の地震計の測定結果も掲示してありました。

残念ながら、高校では理科の分野の中でも地学・地球物理の分野は大変マイナーな領域となっています。

しかし、我々が住むこの地球上が今でも生命体の様に活動をつづけ、その恒常性を求めて形を変化させていく
過程を観測しなければならないということを、深く痛感させられた研修でした。


最後に、安田講堂前で記念写真です。


【伊豆大島事前研修】
平成24年5月21日(月)
場所:サイテックセンター S107
参加:中学・高校生 教職員

伊豆大島外部研修事前授業として、火山の学習と岩石の観察を行いました。
講師は元本校教諭の宮治理先生です。

前半は、日本をとりまく大陸プレートの講義でした。これに伴う火山帯のお話、および地震のことなど内容は多岐にわたりました。
後半は実際の岩石について、その光の反射率や粒子の形から様々に分類できることを学習しました。




【金環日観測】
平成24年5月21日(月)
場所:玉川学園記念グラウンド
参加:中学・高校生 教職員

2009年に世界天文年を経た今年、全国で天文ショーが開催されました。25年ぶりに国内で観測することのできる「金環日食」を学内で観測する会を行いました。

当日朝から小雨の降りつづく天気の中でしたが、参加した中学高校生、教職員500名近くが記念グラウンドにてその時を待ちました。
会場では理科教員がホームビデオカメラで撮影した映像をプロジェクタで投影しました。

この撮影時はND400+ND8+PLフィルタ×2としてPLの角度で微調整しましたが、この天候のためかフィルタ全体を取り外すことも頻繁でした。


7時過ぎより傘と日食グラスを手にじっと待つこと数分。雲の切れ目より太陽が欠けた姿を見せ始めました。

7時半近くになり、金環日食になった姿を誰もが見ることができ、グラウンドの内外から歓声があがりました。

天気の状態で観測も危ぶまれましたが、1時間近い観測中も生徒たちはみな太陽の姿を熱心に追い続けていました。

この観測の経験が生徒たちを天体の世界に誘ってくれることを願ってやみません。





【現代科学・未来科学の探訪】
平成24年5月12日(土)
場所:日本科学未来館
参加:9年生~11年生 30名

例年の企画している日本科学未来館での実習。日本における4つの現代科学のフィールドについて、4人一組になりプレゼンテーションの実習を行いました。
毎年少しずつ、企画が変化していく未来館の展示。生徒達もコミュニケーターの方々と、十分ディスカッションを行い、仲間へのプレゼンテーションに望みます。未来館側の研修スタイルも以前のものとはかわり、来年度は我々のこれまでの形を進化させた研修へと検討していきます。

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